年長組はちよたんの森にお出かけしてきました。
「森の幼稚園」の研究をされている高野山大学の教授と学生さんが大阪千代田短期大学附属幼稚園の裏の山を散策ができるように木を切って道にしたり、自然で遊具を作ったりしてくれました。
森の幼稚園では子どもたちが自分たちで遊びを見つけて楽しむことをテーマとしています。
まず到着したら大学の先生のお話を聞きました。森の中にはアナグマが住んでいるそうです。
森に出発!しようとしたら木から糸で何かがぶら下がっているのを発見!
『先生あれなあに?』と興味津々の子どもたち。
森の中は細い道になっていて、足を踏み外さないように気を付けながらみんなで進んでいきました。
「みんなこれみて」と大学のお兄ちゃんが何かを指さしました。
「アナグマのトイレだよ」と教えてくれました。アナグマは家族みんな同じところで用を足すそうです。
開けたところまでくると大学の先生が「目を閉じてごらん、どんな音が聞こえるかな?」風で葉っぱの揺れる音や葉っぱを踏みしめる音など自然の音がそこにはありました。
「危なくないことだったら何して遊んでもいいよ!」と言われて、そこからみんなの自由時間がスタート!
1人の子が木登りを始めました。みるみる高いところにのぼっていく姿を見て、ほかの子どもたちも小さな木から登り始めました。
友達がしていることを見て真似をすることから遊びや発見が広がっていきます。
他にも枝を拾ったり、道なき道を進んでみたり森ならではの遊びを楽しみました。
その後は、みんなで野菜などを植えるうね作り。
土に牛糞などの肥料を混ぜて野菜が育つための土を作ります。
短大での時間はあっという間に過ぎてしまいました。
子どもたちももっと遊びたかった様子でした。
次回は5月12日。次はどんな発見があるかな?